FXをはじめるにあたって

未分類

FXを始めるにあたり、ネット環境が必要なためパソコンかスマホは必須です。以下が取引をスタートさせるまでの流れです。初心者向けに解説します。

  • 1.資金を準備する
  • 2.FX会社を選ぶ
  • 3.口座を開設する
  • 4.通貨ペアを選ぶ
  • 5.トレードスタイルを決める

最低限必要な金額は、FX会社によって異なる

各会社で「最小取引単位」が決められているのですが、たいていは1000通貨か1万通貨です。

通貨で始められるFX会社もあるので、少額投資をしたい人におすすめです。

最低必要金額は、米ドルを取引する場合、最小取引単位が1通貨のFX会社なら4円、1万通貨のFX会社なら4万円で始められます。

これはレバレッジを最大の25倍をかけた場合の金額です。レバレッジとはてこの原理のことで、入金した証拠金の何倍もの取引が行えるというものです。

レバレッジを大きくかけるなら、入金すべき証拠金は少なくてすむのです。

 しかしあまりに証拠金が少ないと、含み損が膨らんだ場合に「ロスカット」という強制決済が発動することがあります。

証拠金の一定水準を下回るような損をしたときに発動します。無理やり損切りされないよう、レートで5円ほど動いてもロスカットされないくらいの証拠金を入金しておくべきでしょう。

2.FX会社を選ぶ大まかな基準がいくつかあります。

まずは取引コストを見るといいでしょう。 FX会社はたいてい手数料無料を掲げていますが、「スプレッド」という名の実質の手数料で利益を得ています。

 スプレッドとは、買値と売値の差額です。

たとえば1ドルが ・売値100.025円 ・買値100.030円 だった場合、スプレッドは0.005円です。1度に100万ドルの取引をすれば、5000円のコストがかかるわけです。

FX会社によって決められているため、スプレッドが狭いつまりコストが安いFX会社を選ぶのが肝心です。

スプレッドが狭くないFX会社を選ぶと、後に大きな損をすることがあります。

例えば米ドルを取引する場合、FX会社によっては約0.002円の開きがあります。

100万ドルを毎日10回取引したとして、一ヶ月20営業日でも40万円もコストに差が出てしまうのです。

FX会社を選ぶだけでこれだけの節約ができるのですから、スプレッドがいかに大事な判断要素であるかがわかります。

他にもFX会社選びの目安として「約定力の高さ」があります。

約定力が高くないと、注文してもなかなか約定せずイライラしたり、思わぬ値段で約定するという「スリッページ」が起こります。

スムーズにかつ希望に近い形で約定するためにも、約定力の高いFX会社を選んだ方がよいというわけです。

約定力の高さは「カバー先」の多さが目安になります。

カバー先とは、FX会社に為替レートを提供する金融機関のことです。

ちょっと違うかもしれませんがイメージとしては、FX会社が通販サイトでカバー先が出品者という感じです。

出品者が多いほど、私たちは欲しい商品をより安い値段で買えます。出品者が一人だけだとその人の言い値しか表示されませんし、売れてしまったり出品を取り下げられた場合には、買うことすらできません。

つまり、カバー先が多いほど融通が利き希望に近い約定が叶いやすいというわけです。

しかし一概に多ければいいとは言い切れません。

カバー先が少なくてもスムーズに約定することもあるからです。ただ、FX会社選びの目安にはなります。

口座開設は、証券会社や一部の銀行で可能

必要物は4点、銀行口座・メールアドレス・本人確認書類のコピー・マイナンバーカードのコピーです。

ネットだと本人確認書類などをカメラで撮って提出できるので、ほんの数分で開設することができます。

 その後郵便物が届くので、そこに記載のIDとパスワードでログインし、入金すれば取引可能となります。

口座の開設費も維持費も無料なので、気になったFX会社の口座をいろいろ開設してもよいでしょう。

初心者におすすめの通貨ペアは「米ドル/円」

どちらもメジャー通貨なのでスプレッドが安いですし、取引量が多いです。

取引量が多いと希望の値段で約定しやすく、相場の急変によるリスクを抑えられるというメリットがあります。

トレードスタイルは、初めは短期投資がおすすめです。

長期投資だと、海外情勢や政治経済をしっかり把握するというファンダメンタル分析が必要になるからです。短期投資なら、チャートで売買のタイミングを判断するというテクニカル分析で始めることができます。

短期投資には2種類の方法があります。

スキャルピングトレードとデイトレードです。

スキャルは秒・分単位の取引を何度もくりかえすことで利益を積み重ねるというものです。

デイトレードはその日中に決済し、ポジションを翌日まで持ち越しません。夜中の相場変動を気にせず、安心して眠れます。

慣れてくれば、数日から数週間単位のスイングトレードや長期投資に挑戦してもよいでしょう。それらはFX特有のスワップポイントによる利益も狙えるからです。

これはポジションを翌日以降に持ち越さないとつきません。

以上がFX取引を始めるにあたってざっくりした流れの解説です。

まだ取引は怖いという人は、デモトレードで練習するとよいでしょう。

デモトレードは各FX会社で用意されているデモ口座を開設するなどして、体験できます。

デモ口座はどこも無料で、メールアドレスなどの簡単な登録のみで開設できます。

仮想通貨100万円や1000万円でデモ取引できるFX会社があります。 体験を通してチャートの見方や通貨ペアの動き方が理解できますし、取引ツールの使用感や注文などを実感することができます。 こうやって先に試しておくと、自信をもって取り組めるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました